教員・研究室

准教授

手塚 亜聖(てづか あせい)

熱流体科学

  • 主な研究テーマ

    航空機の安全運航 物体周りの流れ

  • 研究室

    58号館208室

研究内容

航空宇宙分野における空気力学、特に外部流(物体周りの流れ)の研究を行っています。

  1. 超小型飛行機の研究
    鳥型や昆虫型の人工飛翔体が私たちの生活をサポートするような未来像を見据えて、超小型飛行機の研究を行っています。「鳥の翼」と「昆虫の羽」の違いに見られるように、超小型飛行機は、大きさや飛行速度などに応じて最適な翼型形状が変わってきます。
    本研究室では、超小型飛行機の翼型空力解析を行うとともに、大きさや飛行速度により性能が変わる原因の究明を行っています。
  2. 空気力学における実験・計算手法の改良
    大・小の大きさや飛行速度など、さまざまな条件での空力性能を効率的に調べるために、低コストでの実験が可能となる表面圧力測定法の開発や、流れの全体安定解析の適用による臨界現象の解明を行っています。
  3. 航空運航マネジメントの研究
    産学連携研究として、全日本空輸、東京大学と共に、航空運航マネジメントの研究を行っています。この研究の成果として、航空機の更なる安全運航へ貢献が期待されます。

上記のほかに、超音速、極超音速旅客機の空気力学や、宇宙往還機、スペースデブリ(宇宙のゴミ)の地球再突入問題なども研究対象としています。

ひとこと

科学技術分野に携わる私たちの使命は、研究活動を通じて、未来の暮らしを、より豊かなものに変えていくことです。本研究室は、明るく夢のある社会を創造できる研究を目指します。

 早稲田大学の学生の皆さん、独創的なアイディアを研究に結びつけて、輝く未来へテイクオフ!!