教員・研究室

教授

富岡 淳(とみおか じゅん)

機能設計・マイクロ工学

  • 主な研究テーマ

    トライボロジー

  • 研究室

    58号館318室

研究室オリジナルサイト

研究内容

当研究室では、トライボロジー、レオロジー、バイオロジーを3本柱として、その学際領域にスポットを当てて研究を行っている。
具体的には、

  1. 毎分100万回転を目指した超小型超高速タービン駆動装置の開発(ヘリングボーン動圧気体軸受の動特性の検討、CFDを用いた最適タービン形状の検討と実験検証、軸受とタービンの動的挙動を同時に考慮したローターダイナミクスの検討、超小型超高速タービン駆動発電機/電動コンプレッサーの開発など)
  2. 粘弾性流体潤滑に関する研究(粘弾性流体のレオロジー特性の検討、潤滑剤の粘弾性特性がジャーナル軸受の運転安定限界特性に及ぼす影響など)
  3. 油潤滑ジャーナル軸受の動特性に関する研究(オイルホワール発生時の軸の振れまわり特性など)
  4. 遠心ポンプ型補助人工心臓の軸シールの開発(超小型メカニカルシールの血液密封特性など)
  5. 血液のレオロジー特性と溶血特性に関する研究(血液の粘弾レオロジー特性の解明、赤血球破壊に及ぼす因子の検討、赤血球の加齢の影響など)

などである。

ひとこと

私の好きな言葉に「学問とは、後に来る者が前の仕事を受け継ぎながら、それに拘束させられず、それを脱却して、新しい仕事をしていくものだ。」が有ります。我々も、次の世代が受け継ぐに値するような仕事が出来るよう努力したく思っています。