研究内容
当研究室では、トライボロジー、レオロジー、バイオロジーを3本柱として、その学際領域にスポットを当てて研究を行っている。
具体的には、
- 毎分100万回転を目指した超小型超高速タービン駆動装置の開発(ヘリングボーン動圧気体軸受の動特性の検討、CFDを用いた最適タービン形状の検討と実験検証、軸受とタービンの動的挙動を同時に考慮したローターダイナミクスの検討、超小型超高速タービン駆動発電機/電動コンプレッサーの開発など)
- 粘弾性流体潤滑に関する研究(粘弾性流体のレオロジー特性の検討、潤滑剤の粘弾性特性がジャーナル軸受の運転安定限界特性に及ぼす影響など)
- 油潤滑ジャーナル軸受の動特性に関する研究(オイルホワール発生時の軸の振れまわり特性など)
- 遠心ポンプ型補助人工心臓の軸シールの開発(超小型メカニカルシールの血液密封特性など)
- 血液のレオロジー特性と溶血特性に関する研究(血液の粘弾レオロジー特性の解明、赤血球破壊に及ぼす因子の検討、赤血球の加齢の影響など)
などである。