研究内容
流体力学や数値流体力学を用いて、ターボ型空気機械の内部流動および不安定現象の解明を行っています。また、不安定現象や乱流場に起因する流体騒音に関する基礎研究も実施しています。流体現象の把握のために、数値解析手法の高度化や新たな実験手法の確立も目指しています。研究対象は航空エンジン用圧縮機や産業用圧縮機、家電用送風機など様々な産業機械であり、産業界とも連携しながら研究を推進しています。
- 産業用軸流圧縮機および遠心圧縮機において、高負荷運転時に発生するサージ・旋回失速の不安定現象の解明
- 不安定現象や乱流場に起因する流体騒音の予測およびその低減手法の提案
- ターボ機械に特化した数値解析手法の確立・高度化
- 数値流体力学と計測手法の融合、新規計測手法の確立