2021年9月27日
18:10~19:40
オンライン開催(ZOOM)
Webからの事前登録
https://wasedaunivcampus.au1.qualtrics.com/jfe/form/SV_b3Yp8sRt0XnDYI5
申込〆切:9/24(金)正午
参加費 無料
主催:機友会,早稲田大学航空宇宙懇話会 共催:機械科学・
問い合わせ先:天野嘉春(機械科学・航空宇宙学科)
・開会の挨拶
天野 嘉春 早稲田大学 理工学術院 教授
・講演会
<宇宙機械の“魔法”を解くための12(TBD)のヒント>
町田 宏隆 (一財)宇宙システム開発利用推進機構
<宇宙開発の鍵となる月・火星レゴリス利用に関する技術開発動向と関連するキャリアパスについて>
安達 眞聡 京都大学大学院工学研究科 機械理工学専攻 助教
<講演 I>
「宇宙機械の“魔法”を解くための12(TBD)のヒント」
一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構 衛星観測事業本部 技術開発部 総括主任研究員 町田宏隆氏
講演主旨:
高度に発達した技術は魔法と区別ができない。仕組みや構造を理解しようとする気が起きなくなってしまうほどに発達し、“魔法”となってしまっている技術は少なくないが、多くの人にとって宇宙で使われている機械もその一つではないだろうか?人工衛星の仕組みについて「地球を回る遠心力と地球の重力がちょうどつりあっているから落ちてこない」という子供の頃に得た知識からアップデートしていない人も少なくないことと思う。
本講演では、そんな“魔法”となっている宇宙の機械(主に人工衛星)について、あらためて“技術”として認識してもらうべく、「知っている人にはアタリマエでも、知らない人に紹介したらオモシロイと思ってもらえそうな話」をアットランダムに紹介する。
また、現在研究開発中の宇宙太陽光発電システムについても少し紹介したい。
町田宏隆氏
<講演 II>
「宇宙開発の鍵となる月・火星レゴリス利用に関する技術開発動向と関連するキャリアパスについて」
京都大学 大学院工学研究科 機械理工学専攻 助教 安達眞聡氏
講演要旨:
資源探査や生命起源解明のために宇宙探査は重要であり、また、近年では民間企業の参入も進み、世界的な宇宙開発競争が本格化しました。宇宙環境下での長期的活動を実現するためには、月や火星などの宇宙環境下に存在する資源として注目される、レゴリスと呼ばれる土壌の活用が不可欠であり、今回の講演ではそれに関連する技術開発動向の一端をご紹介します。
また、同学科を卒業後に、企業への就職、博士課程への進学、海外研究機関での活動、アカデミック分野での仕事を行ってきた経験や、宇宙開発分野のキャリアパスについても少しご紹介させて頂きます。
安達眞聡氏